2009年03月24日
カプリ島の海と キリストの涙
ポンペイ遺跡を出て、またしばらくバスに揺られ
昼食は、ナポリの近くのレストランでした。
そこでの食事のメインは、「トマト海鮮リゾット」でした。
とても塩辛く、お米が硬すぎて不味かったので
私は少し食べてホークを置きましが
ナポリ、ポンペイ名産のワイン
「キリストの涙 LACRYMA CHIRISTI DEL VESUVIO 」の
肴に、食べた
前菜「エビとイカのフライ」は、とてもオイシかったですよ。
昼食のワインで少し酔って、気持ち良くなった後
ナポリの港から高速船に乗ってカプリ島へ向かいました。
港は波が静かで、空も青く向かいのカプリ島がクッキリ見えました。
カプリ島に着いたら島内を観光するので
「トイレを船の中ですませておいてください。」
と、ツアコンさん、から言われて船に乗り込んだのですが
天気が良いのに、乗るとスグに船が揺れて、
でも順番にトイレに行かなくてはならず
トイレの中でも、船の通路でも転びそうになり、
まるでデイズニーランドやシーのアトラクションか
ジェットコースターに乗ってる感じで、
ガソリンのニオイもキツく嘔吐と戦う、約1時間
カプリ島の港に着く前になって、やっと揺れがおさまりました。
下船すると目前に、ターコイズブルーの入り江が広がり、
ガケの上までつづく白い家々
地中海独特の素晴らしい景色が迫っていました。
そんな美しい景色を見ても、私の吐き気は治まらず。
辛い体で、今度はカプリ島内を走るミニバスに乗り換えなくてはならず
細い急な上り坂を、クネクネ登るバスの中でも嘔吐と戦っていました。
10分もしないうちにカプリ島の中心、ウンベルト1世広場に
ミニバスが停まり、ソコには時計台があり、
えっ〜と思うくらい小さな広場でした。
バスを降りたことで、私の嘔吐は治まりましたが
今度は、徒歩観光と聞いて疲労がまた どーと出てきました。
高台のウンベルト1世広場から島の裏側を下る道々には
ヨーロッパの高級リゾート地とあって、
エルメス、ビトン、シャネルetc
高級ブランド店が軒並み並んでいました。
ウインドウを覗いたら、どの店も今はオフシーズンのため
全てバカンスシーズンに向けて改築中で、
何も商品が無くてお休み ガラ〜ンとしていました。
また、しばらく下るとリゾートホテルや
立派な、別荘が立ち並び
突き当たりにサンジャコモ修道院が見え
その後ろにはエメラルド色の海が広がっていました。
疲労困憊だった私も、静かな所を歩いて
海の香りを嗅いだ事もあり、
ちょっと胸が軽くなりました。
サンジャコモ修道院を見渡せる道を右に折れると
勇ましい岩頭群が見渡せるアウグスト公園があって
そこには、温かい地中海気候で育つ植物がたくさん咲いていました。
そのあと、カプリのリゾートホテルで1泊しましたが。
夕食は、疲れすぎていて、料理の写真を撮る気力もなく
そそくさと食べ終わり、ベットに横たわりました。
翌日は晴れていて「青の洞窟」に行く予定でしたが
船がでませんでした。
晴れていても洞窟の入り口が1メートルくらいなので
波が高いと入れないらしくクローズでした。
仕方なく、ナポリまでの高速船が着く時間まで
散歩して、鳥さんや、植物の写真を撮ったり
港を散策し、カフェでジエラートを食べたりして過ごしました。
あとで、カプリ島とマルタ島の両方の「青の洞窟」へ行かれた方に
感想を聞いたら、「マルタ島の方が見応えがあった。」と
言われていたので、今回は残念でしたが、
去年私が行った、マルタ島の「青の洞窟」の方が良いと聞いたことで
気がすんだ気になりました。
Posted by マッサン at 23:50│Comments(0)
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